リースバックスキーム

リースバックってどういうこと?

自宅・本社・工場等どうしてもその場所が必要で離れたくない、住み続けたい、使い続けたいのに売却しなければならない、競売にかけられる恐れがある・・・
何とかこの場所を守ることができないか・・・
こんな状況に直面した時、当人は手放すこと、売らされることにしか考えが向かないため不安で頭がいっぱいになってしまいますが、ちょっと冷静に考えてみて頂きたいのです。

あなたの不動産の売却先《買主》は誰にも指定されていないのではないですか?
資金を融資した金融機関《債権者》は『売却して下さい』とはいっても、『○○さんに売却して下さい』とは言っていないでしょう?つまり、自分が住み続ける、使い続けることを条件に買ってくれる人、法人がいればその希望は達成されることになるわけです。
他人名義になってしまいますが、その場所に住む・使うというが可能になります。
もちろん新所有者に賃料を支払う必要が出てくるとは思いますが、全くの第三者に売却されてその場所から出て行かなければならないとしても、他の場所で住む・使う、実現すれば賃料はかかるものです。

現在の場所で住み続ける、使い続ける、を実現できれば他の場所へ移動する費用も、新しい場所にそろえる生活備品費用も必要ありません。
また、所有者の名義が変わっても見た目では分かりませんから、近隣の方々にもこれまでと変わらずお付き合いができていきます。
つまり、“売却しても、借りて現状を維持する”ことが“リースバック”です。

不動産リースバックQ&A

担保に設定されている金額を全額返済しなければ、リースバックは使えませんか?
いいえそんなことはありません。
あくまでも相場価格での取引となります。
貸してくれることを前提に買ってくれる人・法人はどんな人・法人ですか?
当社の個人再生、法人再生事業に共感してくださっている提携の不動産投資会社及び投資家の方々もいます。
賃料を割安に長期に安心して使い続ける為には、近しい人に購入を検討してもらう事を検討しましょう。
売買金額はどのように決めるのですか?
不動産の相場価格、将来性等を厳正に評価させて頂いたうえで決定致します。
将来的に買戻しが可能な金額設定を心がけております。
賃料の目安はいくらですか?
目安は不動産の成約価格の7%・10%の金額を年間支払い賃料とするケースが殆どです。
売却後に残債務が残った場合にはどうしたらいいのですか?
債権者への交渉により無理のない範囲で返済を続けていきます。

不動産コンサルティング